映画「奇蹟がくれた数式」公式サイト » Introduction

Introduction

アメリカが、イギリスが、
世界が二人の友情に泣いた──
身分も国籍も違う
二人の天才数学者が起こした
歴史を揺るがす奇跡を描く、
知られざる感動の実話!

 トロント国際映画祭でプレミア上映されたのち、アメリカ、イギリス両国の観客から愛されて、ミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録。それからもヨーロッパ、アジアを回りながら、喝采の輪をどこまでも広げ続けている感動作が、いよいよ日本にもやって来る。

1914年、イギリス。名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授は、当時イギリス植民地のインドから届いた1通の手紙に夢中になる。そこには著名な数学者である彼も驚く“発見”が記されていた。ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘する。ラマヌジャンは妻と離れることに胸を痛めながらも、研究を発表できる喜びに海を渡る。しかし、独学で数学を学んだため、学歴もなく身分も低いことから教授たちに拒絶され、頼りにしていたハーディも公式を証明することしか頭にない。妻からの手紙も途絶え、孤独と闘いながらひたすら研究に身を捧げるラマヌジャンは、遂に命にかかわる重い病に倒れてしまう。ラマヌジャンを失うかもしれないと知ったハーディは、初めて彼への友情と尊敬の念に気付き、ラマヌジャンを救うために立ち上がる──。

第一次世界大戦下の激動の時代に、全てが正反対の二人が、文化と個性の違いに葛藤し、やがてそれを乗り越えて、かけがえのない絆で結ばれていく。歴史に名を残す二人の天才数学者が、今この時代に生きる私たちに、年齢や肌の色、生き方や信じるものが違っても、人は互いを思いやり、愛し合えることを教えてくれる。輝かしくも美しい二人の友情を描く涙の実話。

英国の名優と
若手演技派俳優の魂をこめた競演
イギリスの伝統とインドの神秘を舞台に
二人が発見して証明した、
人生で最も素晴らしいものとは?

ハーディには、『運命の逆転』でアカデミー賞®を受賞した、ジェレミー・アイアンズ。『リスボンに誘われて』などの良質なアート系作品から、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などハリウッドの超大作まで幅広くかつ国際的に活躍している英国きっての名優だ。感情を表現することが苦手で他人に心を閉ざして生きてきたが、ラマヌジャンと出会ってその才能と豊かな心に感銘を受け、自らを変えようとする英国紳士をエレガントかつチャーミングに演じた。

「ベートーヴェンの第10番交響曲の発見と同じ価値」と言われた“ラマヌジャン・ノート”が死後に発見され、今では“アインシュタイン並みの天才”と称えられる夭逝の数学者ラマヌジャンには、大ヒット作『スラムドッグ$ミリオネア』で数々の賞を受賞したデヴ・パテル。厳格な理論や緻密な計算からではなく、“直感”で新しい公式が際限なく浮かんだという、インドの神々から守られていたに違いない、神秘的な存在を見事に体現した。また、ハーディとラマヌジャンを兄のように見守るリトルウッドに、『裏切りのサーカス』の個性派俳優トビー・ジョーンズが扮している。

数学の知識が全くなくても楽しめると絶賛された原作「無限の天才─夭折の数学者・ラマヌジャン」を、さらに人間味あふれる脚本に仕上げ監督も務めたのは、作家として知られ、今後の活躍が期待される新鋭マシュー・ブラウン。

ハーディがラマヌジャンを招き寄せた、ケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジでの撮影が実現、ニュートンの書物が展示されたレン図書館、彼が重力を発見したリンゴの木のある中庭などにカメラが分け入った。荘厳な知性の殿堂を舞台に、歴史を変える発見が成し遂げられるまでがドラマティックに再現される。さらに、インドのエキゾチックな寺院や壮大な自然を背景に、成功の裏に秘められた、ラマヌジャンの故郷を想う気持ちと、置いてきた妻への切ないほどの純愛を描き切った。

二人が発見し、証明した、人生で最も素晴らしいものとは?

その答えが待つ心を揺さぶるラストをあなたに──。